里山子ども探偵団 10月26日(土)
子ども14人、大人13の参加者と、スタッフ7人集まりました。
出発を待つ間に集合場所のまわりで、植物の観察がはじまりました。大学生のNさんがタブレットで小さな花を大きく映して見せてくれます。白黄色の花が集まったコセンダングサ、ピンクのすてきなイヌタデ、青い花もあるよと子どもたちが教えてくれます。つゆ草です。拡大してみると、びっくりするほどの美しさです。
今回は、実をさがすこと、ドングリ集めすることを提案して、袋を配り、里山へ出発です。
六兵衛坂―宍塚大池―ふれあい農園奥の広場という定番コースで歩きました。坂の途中のコナラの木の下には、つやつやしたドングリ。坂をのぼったあたりにはもしゃもしゃの帽子(殻斗)と丸いドングリ=クヌギの実、小さな緑がかった色で横縞の帽子のドングリ=シラカシの実などが見つかりました。鎌倉街道の角で、アケビの実がなっていました。そろそろ食べごろのようですが、皆で食べるわけにはいかないので、見るだけにしました。
池につきました。イナゴを捕まえて、池に放してみると、とても上手に水面を泳ぎ、ちゃんと上陸したりするのを見ることができました。会のポストではヤモリがみつかりました。卵をもったお母さんのようです。
堤防で、どんぐり投げをしました。大学生のNさんが、どこに落ちたか、判定してくれました。お父さんも参戦しましたが、なぜか遠くでなく、高く投げ上げてしまい、6年生の女の子がとても遠くまで飛ばしてみせてくれました。何度も挑戦し、助走して投げる子たちもいました。
一方で、小川の水の中の生き物捜しをした子はドジョウをゲットして皆に見せてくれました。
終着点の遊びの広場につきました。ヌマガエル、イナゴ、カマキリなどと出会えました。
スタッフのOさんが朝のうちに、ブランコ、ハンモック、ターザンロープ、木登り梯子、スラックラインを用意してくれてあったので、皆、大いに遊びました。気候もよく、楽しい探偵団になりました。