子ども探偵団 10月25日
朝は雨がふっていましたが、9時半すぎには、ほぼやみました。顔なじみの3家族、子ども8人、大人2人とスタッフ4人が集まりました。
集合場所でまず子どもたちがみつけたのは散らばる鳥の羽。オオタカの狩のあとのようです。被害者は鳩かな。
六兵衛坂を上がると、カラスウリがたくさん実っていました。そして、毎月のように通っていても気づかなかったのに、やぶのちょっと奥に、スズメバチの丸い巣が見えました。オオスズメバチに襲われたのか、巣の正面に大き目の穴があり、蜂の姿はみえませんでした。
坂の途中で一人の子が、小さな鳥の巣を見つけました。メジロの巣かな?人工物入っていないきれいな巣です。
池の手前で、ヌルデの木の枝に大きな実のようなものがついていました。ヌルデミミフシという虫こぶです。持ち帰った方によると次の日に穴があいて、黒い小さな虫が大量にでてきたということで、見せていただきました。調べると、黒いけれど、ヌルデシロアブラムシという名前の虫でした。
池の堤防のポストのところでは今回もヤモリの赤ちゃんがすきまで見つかりました。池から下るあたりでたくさんのキノコ、枯れ枝の後ろ側には粘菌の変形体も見つかりました。
小学生のHさんがオオバコの穂を集めてくれたので、遊びの広場で子どもたちは、オオバコ相撲をしました。年齢に関係なく対等に遊べる楽しい遊びです。木の実を、籠や網に投げ入れる遊びもしました。
そして最後に発見したのは、シンジュの木の葉裏の毛虫たち。毛は白く、体は黒と黄色で派手な毛虫が、葉っぱ1枚に1匹ずついました。
他に枝にそっくりな細長い幼虫もみつけました。
今回は、クロコノマチョウにあちこちで出会い、手で捕まえた子もいました。あやしい天気でしたが、雨でぬれることもなく、のんびり、秋の里山を楽しめた探偵団でした。










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