前日から雨予報。当日朝も多少雨が降っていたので、誰も来ないだろうと思っていたら、集合場所に集まってくれた人たちがいたので、子ども1人 保護者1人と、大学生5人、スタッフ2名で 実施しました。
まず、集合場所のまわりに茂っている葛の観察から始めました。蔓はどのくらい長いか、どのようにからまっていくのか。葉っぱの孔の犯人は見つかるか。巻き付いた蔓を外し、地面に並べて長さを比べました。蔓はどうやら同じ時計回りに、まきつくようです。縄跳びに使えそうな長さの蔓も得られたので、大縄跳びに使えるか試してみました。蔓は丈夫で、たくさん回しても切れません。大学生たちは何年かぶりの縄跳びだったようではじめは失敗もしましたが、だんだん、子どもも大学生もタイミングよく入って跳べようになりました。
そのあと、いつもの六兵衛坂コースに出発しました。道のへりには、緑と白の縞模様、赤くなり始めた烏瓜が実っています。坂の途中には萩の花盛り。大学生たちに秋の七草※の一つといってあげても、だれも萩を知りませんでした。春の七草は知っている人もいましたが。道にはコナラ、クヌギのどんぐりが落ちはじめていました。そして、あちこちにクモの巣がはりめぐらされ、おなかの赤いジョロウグモの雌がまちかまえています。
※「はぎ、おばな、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、ききょう」
小学生のT君はキノコに詳しく、どんどん見つけていきます。 形のよいノウタケ、もしゃもしゃはえるホオキタケの仲間、食べてはいけないテングタケの仲間、赤くきれいな茶碗型のヒイロチャワンタケ?、ビロードのような感触で、こげ茶色に輪模様、とても薄い傘のチャハリタケ?などなど。
池につき、堤防のポストをあけてみると、先月は親の蜂が飛んでいましたが、今回はいくつか泥バチの仲間の親の死体が転がり、泥の筒のついた巣が完成していました。そして、戸のすきまでT君がヤモリを捕まえました。全長4㎝くらい、最近卵から孵ったかわいい子どもでした。
池の縁の水面が空いた所で、皆でバッタを捕まえて、池に投げ入れ彼らが、水面を泳ぐのを観察しました。近くに魚がいると、食べられてしまうのですが、幸い魚は留守だったようです。どのバッタも、ちゃんと、スイスイ泳いで、蓮の葉にたどりつきました。大きなショウリョウバッタは、休み休みですが、20m近く泳いで、陸に上がることに成功しました。
今回は、池の水位があがり、小川の水路からも水があふれているので、山側のコースを歩きました。斜面にはコウヤボウキの花が咲き始めています。りっぱなシロオニタケとその幼菌など、大きなキノコもあちこちに見つかりました。先に進むと、道の真ん中がほり起こされているところが何か所もありました。竹の根っこが見えます。どうやら、猪が掘り起こして、竹の根の新芽を食べたようです。狭い道を横ぎってジョロウグモの網が張られています。顔にかかりそうなクモの巣に会うたびに大声を上げる大学生がいたので、小学生のT君は枝にクモの網をひっかけてはふりまわし、盛り上げていました。おかげで、賑やかな一行となりました。これなら、イノシシがいても近くよっては来ないでしょう。
林をぬけて明るい広場に出ました。お昼すぎになったので、解散しました。小雨もようの静かな里山をにぎやかに歩いた子どもと大学生の探偵団でした。
By Abさん(メールから)













































