2025年9月27日土曜日

9月の里山子ども探偵団

 9月27日、子ども12人(小学生7人、就学前5人)保護者12人とスタッフ3人が集まり、六兵衛坂から宍塚大池、ふれあい農園奥の広場までのコースを歩きました。

 六兵衛坂の途中のコナラの木の下に、何種類ものキノコがありました。イグチの仲間のキノコを小学2年生のK君が解説してくれました。

 
参考:イグチの仲間

 アリジゴクの罠を見たりして坂をのぼりきると、小さな空き地に白いキノコが何本も生えていました。こんどもK君の上手な解説。そして、木の幹にそっくりの細長ーい幼虫にも出会いました。

 
ガの仲間(カキバトモエ)の幼虫           池へと歩く

 池の堤防の入り口の橋では、ジャコウアゲハの幼虫が蛹の形になってぶら下がっていました。今夜にでも皮を脱いで蛹に変身することでしょう。池のわきの会のポストの裏側で、子どもたちがヤモリの赤ちゃんを発見し、協力して捕まえてくれたので、他の子もよく見ることが出来ました。ヤモリの足はアマガエルのように吸盤でもなく、カタツムリのように、ねとねとでもないのに、さかさまにはりつくことが出来ます。面白い構造の指を持っています

 
参考 ジャコウアゲハ幼虫     ニホンヤモリ・成体

捕まえたヤモリを観察          バッタを捕まえた親子

 今回、メインテーマはドングリのつもりだったのですが、まだ少ししか落ちていませんでした。でも拾ったドングリの名前を、見分け方の紙を使ってちゃんと調べた親子もいました。殻斗=ドングリの帽子?パンツ?が見分けるポイントです。ふれあい農園の奥の広場では、落ちている緑色の木の実を、スタッフが準備してくれた玉入れの網に投げ入れる遊びをしました。

 
玉入れ遊び           参考 コナラの若い実

 まだ夏のように暑い日でしたが、小さな子たちも元気に最後まで歩くことができました。

By Abさん(メールから)