2024年9月28日土曜日

9月の子ども探偵団

 9月28日(土)

 つくば市土浦市の小学校に「宍塚大池のお知らせ」ちらしの配布を依頼してきましたが、つくば市教育委員会から、諸団体のチラシ配布はすべてやめると通知があり、8月からつくば市で配布できなくなりました。そのためか、小学生は2名。就学前の子は4名。大人は保護者5名とスタッフ6名でした。

子どもたちは皆、意慾満々です。まず、駐車場わきの葛の花のにおいをかいでみました。六兵衛坂では、クズの葉にいた大きなトビイロスズメの幼虫を愛でたり、ハマキガの仲間の幼虫も「かわいい」と手にのせてみたりしました。重左エ門稲荷の狐たちの所にもよりましたが、蚊がたくさんきたのでゆっくりできませんでした。

  
トビイロスズメの幼虫         ジュウザエモン稲荷

 カラスウリが赤く実り始めていました。実を割ってみると、カマキリの頭のような形の種がでてきます。実の中を棒でかき回すとまるで納豆のようにねばねばにまとまります。

池では、水面をみましたが、今回は魚の姿が見えませんでした。でも、スタッフが捕えてくれたチョウトンボを皆で観察したり、腰掛の丸太の下で、甲虫の幼虫をたくさん発見したりしました。

腰掛けの丸太の下の観察

池の下の果樹園でもカラスウリを発見。黄色でまん丸なカラタチの実の香りをかいだりしてから、小川沿いを歩きました。昨年からサトイモ?が大きな葉を広げています。スタッフの一人がナイフでその葉を少し切りとりました。子どもたちは「トトロみたい」と、大きな葉を笠のようにしたり、水を吸い上げるたくさんの孔がきれいに並ぶ茎の断面や、茎のしわのようなところに蜘蛛が網の袋を作って隠れているのを観察したりしました。終着点の広場を歩くとカエル、バッタ、コオロギなどが飛び出してきました。小さなヒバカリ(無毒のへび)を皆で触ることもできました。

  
サトイモの大きな葉        なにを教えているのかな?

年齢の異なる子どもどうしがいろいろ教えあい、楽しい探偵団となりました。

By Abさん


参考 yamasanae
ジュウザエモン稲荷のおきつねさま

カラスウリの実

チョウトンボ
  

ヒバカリの幼蛇



0 件のコメント:

コメントを投稿