8月24日(土)
夏休も終わりが近づき、猛暑。そして”祭りつくば”の日のためか、参加者は少な目で、5家族、子ども5人保護者4人とスタッフ4人計13人でした。 六兵衛坂の途中の大きな木の下で、生き物捜しでは、腐食した丸太の上にアイスキャンデーのような形の粘菌の子実体が並んでいたり、はでな赤い色のトビムシの仲間がいたり、蟻(あり)やハサミムシも登場しました。孵化(ふか)したばかりの子蜘蛛(くも)も群れも見つかりました。
池につくと、ヒシがジュンサイハムシのためにかなり茶色になって水面を覆っています。その間に緑の蓮(はす)の葉もあちこちに見られました。ドングリの青い実がついた枝の先が落ちていました。チョッキりの仕業と思われます。
堤防に、使ったばかりと思われる篠竹(しのだけ)の簡単な釣り道具が3セット放置されていました。針もついているので、バッタを捕まえて餌にして参加者の一人が試みたところ、すぐに1匹ブルーギルがつれました。道具を、交代で使い、小学生4人は全員、ブルーギルを釣り上げることができました。また、堤防の上に椅子としておかれていた、丸太の皮をはがしたら、コクワガタ、ムカデなどが出現しました。
釣り竿(ざお)を回収しブルーギルをコンポストにいれて谷津田に向かい、井戸で水を汲(く)んで手を洗いました。くさむらには、カエル、バッタ、カマキリなどがたくさんいます。一人の子のプラケースを見せてもらったら、カマキリ4種とトンボがにぎやかに入っていました(最後に放してやりました)。
最後に、頭上の枝に、ヘビがみつかりました。長い虫網でとろうとしたら、落ちたので、探して観察したら、模様はマムシに似ていますが、頭も体全体も細長く、青大将の子のようでした。
小さな粘菌、トビムシ、蟻(あり)や子蜘蛛(くも)たちから、大きなキノコ、ブルーギル、トンボ、バッタ類、カマキリ、カエル、サギ、そして蛇まで、たくさんの生き物に出会えました。猛暑でしたが、木陰中心に活動し、少人数だったので釣りもできて、楽しい子ども探偵団になりました。
By Abさん
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