4月26日 子ども探偵団
薄曇り。小学生13人、中学生1人、幼児10人と保護者19人、スタッフ5人、総勢48人でにぎやかに出発しました。
里山に入るとウグイスやホオジロがさえずる中、虫たちも次々現れ、なかなか一行は前にすすみません。カマキリの子、キリギリスの仲間の子、テントウムシ、その幼虫、蜘蛛たち、毛虫、ハバチの幼虫、ヤガの幼虫、ベニシジミ、アゲハ、キタキチョウ、そして、くさむらのあちこちに、弧を描く長いヒゲのヒゲナガガがいます。触覚?が長すぎて すばやくは とべないようだし、なんであんな「ヒゲ」なのかしら?
フジの花見に来たといえるくらい、フジが高い木の上から紫色の滝のように咲いています。六兵衛坂の上の方では、葉っぱの真ん中に花が咲くハナイカダもみることができました。
すてきなキノコなどにも出会いながら池の手前でちょっと立ち止まりました。フキがしげっています。丸く大きな葉は穴をあけて お面にしたりできます。食用にフキを採集した家族もありました。池の堤防につくと、さっきのフキの群落にいたという蛇がケースにいれて登場しました。あまりみかけないジムグリという蛇。みんなで観察しました。口はどうなっているの?など、熱心に見る子たちもいます。無毒なので、ケースから出して、子どもたちにさわってもらいました。皮膚がさらっとしていて、手触りがよいので何度もなでたがる子もいました。堤防の下におりて、小川をのぞいた子はタニシの仲間を発見。果樹園では梅の実、カラタチの実が小さく丸く実り始め、ブルーベリーの花や桑の花が咲いています。田んぼのへりではおたまじゃくしを見つけて、網ですくった子もいました。ニホンアカガエルのオタマジャクシです。
井戸の奥にいくと、先頭の子供達は、1月にみんなで作った藁小屋に入って休憩していました。大きな桑の木も、くるみの木も花盛り。そして、奥の方に行くとウラシマソウがたくさんさいていました。あの花からのびる長い糸?はなんの役にたっているのでしょうね。
最後に集まって、プラケースの中の採集物をみせあいました。クロコノマチョウという目立たないけれど大きなチョウ、アゲハ、ベニシジミ、シオカラトンボ、アカガエルのオタマジャクシ、ニホンアマガエル、ヌマガエル、バッタ(ヤブキリギス?)の子などと、タンポポの花などが入っていました。
草花も生き物もいっぱい、新緑の美しい里山で、いろいろなものを見つけ、中学生から幼児まで、子どもたちが、教えあい活躍できた 探偵団でした。
By Abさん
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