2025年1月25日
9時すぎまで降った小雨がやみ暖かい朝。子ども探偵団には13家族、子ども26人と大人13人が集まりました。スタッフは6人。
集合場所で、はなさんがヤママユ(ガ)の繭(まゆ)について解説。いいものが見つかるかなあーと、期待しながら出発します。
(参考)ヤママユの繭 |
六兵衛坂の途中で、鮮やかな緑のウスタビガの繭やハチの巣、数珠玉(じゅずだま)の実などを見てから、池へ。
オオバンやカモ達を見て、果樹園ではモズのハヤニエをさがしました。12日の鳥の観察会の時に見つかったもののうち、オケラは姿を消し、新たにクビキリギスがカラタチの棘(とげ)に串刺しされていました。なかなか有能なモズのようです。
今回のメインは、落ち葉のプールづくりと小屋つくり。今年は田んぼの学校の稲藁(わら)をしっかり保管してあったので、藁屋根の小屋。スタッフのOさんが事前に竹の骨組みだけ作ってくれたので、そこに屋根をふきます。紐(ひも)を結べる子は小屋作り、結べない小さい子は落ち葉のプールの落ち葉集め、と分担して、作業開始です。大人子ども協力して、よく働いて、だんだんそれらしい形になっていきました。
藁小屋つくりでは、5年生の3人組が、大活躍。藁束をひもで縛って、竹の骨組みにくくりつけていきます。彼らのリードでだんだん隙間のない屋根になりました。落ち葉のプールは、切通しの道で、子どもたちが熊手で落ち葉を掻(か)き集めテブルーシートに載せ、シートごと引っ張ってきて、斜面にそれを開けます。どんどん落ち葉が積もって、山になったところで、小さな3人組が手をつないで、さあ、と 縁まで行くけど飛び込めず、を なんどもくりかえすようすが何ともかわいかったのですが、他の子たちが次々飛び込んで楽しそうなのを見て、その子たちも落ち葉に飛び込めるようになりました。落ち葉の中で でんぐり返しする子、帽子を脱いで、そこに落ち葉を詰め込み、他の子に引っ掛ける子など、遊びは発展していきます。
藁の家の方も、屋根のすきまをうめて、ほぼ完成しました。
お昼に解散した後、藁の家の中に数人の子が入っておにぎりを食べていました。居心地の良い休憩場所、皆さんも。ぜひご利用ください。
By Abさん
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