よく晴れてすがすがしい朝、初参加の子どもたちを含めて子ども13人、大人8人が集まった。
指導担当は会のTさんと私。
今回はなるべくじっくり観察しようということで、早めに集まった子どもたちには、ススキの葉っぱのへりのするどい透明な棘を拡大鏡でしっかり見てもらった。
駐車場の草むらのばったの顔もじっくりと見て、図鑑で名前も確かめた。
里山に入るとモズの声が絶え間なく聞こえ、トンボがたくさん群れ飛んでいる。
秋たけなわ。
まず、井戸のそばで水の中の生きもの探し。
やご、イトトンボの幼虫、コミズムシ、ハイイロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、ガムシ、まだ尾のついたアマガエルの子、サカマキガイなど、とれたものを見せ合った。
ゲンゴロウがとくに多い。お尻を水面にあげて水のつぶをつけるところなどを観察した。
続いて、草原で虫探し。バッタとコオロギの仲間がたくさんいる。
カマキリなどもこどもたちはどんどん捕まえている。
虫かご(持ってこなかった人にはペットボトル改造のもの)にいれたものを見せ合ったら短時間なのに、とってもたくさん捕まえた子もいてびっくり。アブラゼミを1匹捕まえた子もいた。まだ生きていたんだね。
池へ移動途中、ミカンの木で、クロアゲハの幼虫やさなぎのぬけがらなどを観察し、堤防について虫のレースをした。
スタートラインの竹の棒からみんなが10数えるうちにどれだけ遠くへ自分の虫がいくか、という競争。カマキリやカナヘビを参加させた子もいたけど、優秀だったのはイナゴ。
カナヘビ選手は途中で行方不明。3回やって、いずれも同じ子とイナゴのコンビが勝利した。息をあわせるのがうまかったのかな。
虫によってはね方、進み方が違うのがわかる。
最後に小川の生きもの探しをした。子どもたちが捕ったのは、スジエビ、アメリカザリガニ、ドジョウ、ブルーギルの子、しじみ、たにし。どじょうはかなり大きなもの。
今回の参加者はみなとても活発で、楽しい探偵団となった。(A)
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