2013年6月22日土曜日

2013.6.22(土)

 昨日は熱帯低気圧、ちょっと天気を心配していたのですが、いい天気。
 久しぶりに、子ども探偵団を覗いてみました。子どもたちがわんさか。何人いたのか、目が回ります。

 里山情報館から、ふれあい農園までは、車が通る道です。車にひかれたのか、大きなムカデを観察。
そういえば、探偵団での注意事項は、マムシ、スズメバチ、ドクガの類、ササの葉、ウルシなどのほかに、車(くるま)には注意しましょうでした。

 ふれあい農園近くで、こどもたちは目ざとくも、ゴミグモを発見。なんと、たまごも一緒だよ。どれどれ。すごーい。
ゴミグモ♀と卵のう
 ふれあい農園のジュンサイなどのトレイのまわりでは、真っ赤なトンボ。オレンジもいるよ(⇒ショウジョウトンボ♂、♀)。イトトンボも(アジアイトトンボ)。
 水の中をさらってみると、ゲンゴロウやトンボの幼虫(ヤゴ)も。葉っぱのうえには、小さな緑色のバッタ。目のところにたての筋がみえるのは、ツチイナゴの幼虫でした。綺麗な黄色のガもとまっていました。後でしらべると、このガの幼虫は水草をエサにしています。ジュンサイやオニバスは保存を図っている大事な植物なので、後で、葉裏を調査しなければ。

マダラミズメイガ
 クルミの木のところでは、クルミが小さな葉をだしていましたが、抜いて調べてみると、あの堅いクルミが割れていて、双葉がのぞいていました。
 薪(まき)を持ち上げてみると、色々な虫が、あれ、大きなミミズ? これはヒバカリ(ヘビの仲間)のこども(幼体)です。20cmほどでしょうか。もう、見せて、触らせて、持って帰るなど、大騒ぎ。
別の日のもう少し大きな個体
 虫やカエル、ヘビなどを、どうしても、持って帰るという子もいますが、こども探偵団では、観察したら、元に戻してあげることにしています。
 虫やカエルの餌は?ヒバカリの餌は?住んでいるのはどんな環境?
 虫たちは、本来の環境で生きるのが一番ですし、面倒をみれずに、結果として、殺してしまうことになる事が多いからです。 もちろん、餌や生育環境を勉強して、飼育場所を確保して、継続的に観察することも大事だと思いますが、思いつきではできません。
 まずは、庭のアゲハなどの観察日記をつけてはいかがでしょうか。


 さて、クルミの木の近くでは、シダについていた、とても、きれいなイモムシを見つけた子もいました。さて、なんでしょう?
マダラツマキリヨトウの幼虫
 この後、小川ぞいに、樹にはえたシロキクラゲなど見ながら、大池まで。子どもたちは、小川でのアメリカザリガニ(⇒要注意外来生物)とりに夢中です。あわせて、ヒメタニシやドブガイの類も見つけます。
 それにしても、子どもたちのパワー恐るべしでした。


by yamasanae
 7/20に、成虫もみつけました。
  http://yamasanae.blogspot.jp/2013/06/blog-post_8385.html

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