2026年2月28日土曜日

2026年2月の里山子ども探偵団

子ども探偵団2月28日

 2月晦日(みそか:月の終わりの日)、虫獲り網、プラケースなどをもち、やる気満々な子どもたちが集まりました。 集合場所で、さっそく虫捜しが始まります。最初に捕えられたのはムカデの仲間です。プラケースの底から、登って逃げようとしています。登れるのかな? 4年生のU君が「登れない」と断言。ケースの側面に上りかけているように見えますが、よく見れば、ムカデは後ろの足で底に踏ん張って体を持ち上げていたのです。よく観察できていて感心しました。

 六兵衛坂では、もう赤くないカラスウリの実やオオカマキリの卵嚢(らんのう)、オオスズメバチに襲われたコガタスズメの巣などを見て、先へと進みます。ウグイスが高い声を出していますがまだホーホケキョとは聞こえません。鳴く練習中と説明された子「レッスン中なんだね」と。

 今回は重左エ門稲荷に立ち寄りました。お堂の中にたくさんの陶器の狐(きつね)が並んでいますが、なぜか招き猫が1つあるのを発見した子もいました。お稲荷さんのそばでリュウノヒゲの実を見つけた子どもたちは、その青い実、ヤブランの黒い実、アオキの赤い実などを拾い集めました。

 参考(10年ほど前の写真です。)

 池へと向かう途中、フキノトウが出始めていました。鮮やかな黄緑色のフキの蕾(つぼみ)です。池につくと、先日やっとふった雨で少し水位が上がり、カイツブリの声がひびき、水面にはオオバンも泳いでいました。橋の上で、リュウノヒゲの実で遊びました。4年生のHさんが、小さい子たちに、足を使う上手な実の剥き方を教えてくれました。透明な中身が出たら、地面に落としてみます。すると、スーパーボールのように跳ねるのです。子どもたちは小川の方に降りて中をのぞき、ヒメタニシやカワニナなどを掬(すく)いました。 

 

 参考
    
フキ        オオバン     リュウノヒゲ・実         

 果樹園では咲きほこっている梅の香りをかぎました。その次に、田んぼのビオトープをのぞきました。ニホンアカガエルの卵塊があちこちに見えます。子どもの拳くらいのものから、直径15cmくらいのものまでいろいろです。お母さんのおなかにおさまっていた卵塊が、水中に生み出されて時間がたつと、だんだん膨れ上がっていくのです。観察中、ちょうどそこに、大人のカエルが泳いできました。産卵を終えたお母さん蛙(かえる)です。今年はなかなか産卵が始まらず心配でしたが、雨がふってやっと産卵できるようになったようです。

 

 遊びの広場に着くと、スタッフのOさんが、ターザンロープ、ハンモック、木登り用のはしご、ブランコ、それに新しいシーソーと、丸太歩きも設置して待っていてくれました。1月の子ども探偵団で作った小屋と落ち葉のプールも健在です。子どもたちはすきな場所を選んで、次々遊んでいました。

  

 スタッフのAさんが、自分の職場の庭で見つけたコガタスズメのきれいな巣を持ってきてくれたので、その巣の中を解体しながら熱心に調べた子たちもいました。

 汗ばむほど気温があがり、キタキチョウやタテハチョウの仲間も飛び交い、春がきたことをしっかり感じられる探偵団でした。参加者は16家族、子ども23人、保護者23人、スタッフ5名。この日は他に、2月5日に卒園遠足にきた古河市の幼稚園児が家族と一緒に遊び場にきていました。

By Abさん(メールから)