子ども探偵団 8月22日
例年8月は 参加者が少ないのですが、今回も子ども3人、大人5人(うちスタッフ4人)総勢8人でした。夏休みも終わりに近づき、「まつりつくば」も開催され、熱中症上警戒アラート発令中。
集合場所近くのスモモの木をみたら、葉っぱがない枝がありました。モンクロシャチホコの赤い小さな毛虫が葉っぱにぎっしり並び、親の蛾も見つかりました。鳥の糞に似た、白に黒の模様で頭がもこもこっとした蛾です。親の蛾はじっとして、おとなしそうですが、この蛾の幼虫の大群は、木の葉を食いつくす勢いがあります。
六兵衛坂を急いで登り、コナラの木陰で一休み。朽木を転がしてみると、蟻ばかりが出てきましたが、朽木の中にキセルガイが2匹見つかりました。小さな細長い巻貝です。
セミの抜け殻もありました。坂の上の方でアリジゴクを観察してから、池へと向かいました。すると、道の真ん中に紫色のセンチコガネが見つかりました。池は雨不足のため浅くなって、対岸にサギたちが並び、ヒシやハスの葉の上にチョウトンボがたくさん舞っていました。
参考:チョウトンボ
小学生の二人は持ってきた魚ソーセージを餌に釣りを試みましたが、水位低下のためか、先月のようには釣れませんでした。ブラックバスがときおりすぐ近くに頭を出したのは酸欠のせいでしょうか。T君はお茶の用意を持参していてお行儀よくお茶タイム。
今回あちこちでカマキリの抜け殻とカマキリたちにであいました。最大級の精霊バッタ大人にもであいました。暑いけれど生き物の世界はもう秋なのでしょう。井戸の奥の広場まで歩き、解散しました。
参加者が少なかったので、小学生の参加者とお喋りしながら歩きました。幼稚園の庭でどんな生き物にであっていたか、学校で宍塚の「おてがみ」が配られるときモグラの回は反応がよかったことなど。学校の友達に探偵団、観察会を誘ってくれているそうです。そして、HPも見てくれている様子です。宍塚ファンの子どもたちの存在はとてもうれしいことです。
By Abさん